医大生が教える!勉強のススメ 第10回 志望校選びのコツ②

こんにちは!医大塾講師の丹羽です!

今回は、前回に引き続き志望校選びのコツについて書いていこうと思います!

前回のコラムでは、配点と入試方式について書きました。今回では、それらに加えて「日程」の話をしたいと思います!

国公立大学では、一般的に2月末にある前期入試、3月の初めにある後期入試、それらに加えて前期入試と後期入試の間に中期入試がある大学もあります。前期入試と後期入試の間は約2週間と短く、その2週間の間に前期入試の合格発表や、現役生では卒業式など、イベントも多くあるため勉強のペースを崩しがちです。さらに、前期入試で合格し、入学手続きをすると、後期入試はたとえ受けても受けなくても絶対に不合格になります。共通テストでうまくいかず、前期入試は第2志望の大学に出願したものの、第一志望の大学の後期入試では共通テストを使わないので、後期入試は第一志望の大学に出願した、なんてこともあるかもしれません。そして前期入試で見事合格した場合は、第2志望の大学に入学するのか、それとも受かる保証はない後期入試に挑むのか、難しい選択を迫られます。

前期入試と後期入試の難易度を比較すると、後期入試のほうが高めです。これはほとんどの大学に共通していることで、募集定員が少ないことや、前期入試の保険として後期入試に出願するという人が比較的多いことが原因と思われます。それらを十分に加味したうえで、どの大学に出願するのか考えましょう。

いかがだったでしょうか?今回はここまでで、次回は私立大学の入試について書いていきます!次回もぜひ読んでみてください!