医大生が教える!勉強のススメ 第14回 勉強のモチベーションを維持する方法

こんにちは!医大塾講師の上原です!受験シーズンが終わりに近づいている中で、現高校2年生、中学2年生の皆さんが次は受験の出番です。受験勉強において最も維持するのが難しいのがモチベーションです。モチベーションがなければ勉強を続けることも始めることもできません。そのため、新年度が始まる前のこの時期にモチベーションの維持の方法をお伝えし、受験戦争においてスタートダッシュを切れるようにお手伝いをしたいと思っています!

受験勉強は長期戦です。最初はやる気に満ちていても、途中で疲れてしまったり、成績が伸び悩んで落ち込んでしまうこともあるでしょう。そんなとき、どうやってモチベーションを維持すればいいのでしょうか?医学部受験を乗り越えた医大生講師たちが実践していた方法を紹介します。

1. 目標を明確にする

まず大切なのは、「なぜ勉強をするのか」を明確にすることです。医学部に合格したい理由は人それぞれですが、漠然と「合格したい」と思うよりも、「医師になって人の役に立ちたい」「○○大学の医学部に入って、この分野を学びたい」といった具体的な目標がある方が、やる気が続きやすくなります。

また、長期的な目標だけでなく、短期的な目標も設定するとよいでしょう。例えば、「今週中に数学のこの単元を終わらせる」「次の模試で○○点を取る」といった目標を決めることで、小さな達成感を得ながら前に進めます。

2. 勉強の「習慣化」を意識する

人間は習慣化された行動を継続しやすいものです。モチベーションに頼るのではなく、勉強を日常のルーティンに組み込むことが大切です。たとえば、毎日同じ時間に勉強を始める、朝起きたらまず英単語を10分間暗記するといった習慣を作ることで、やる気に左右されずに勉強を続けられます。

また、「勉強を始めるまでが一番大変」という人も多いでしょう。その場合、「とりあえず5分だけやる」と決めるのも効果的です。勉強を始めてしまえば意外と集中でき、そのまま続けられることも多いです。

3. 勉強仲間を作る

一人で勉強していると、つい気が緩んだり、モチベーションが下がったりすることがあります。そんなとき、同じ目標を持つ仲間と励まし合うことで、やる気を取り戻せることもあります。

塾や学校の友人と「今日は○○を勉強する」と報告し合ったり、模試の結果を共有したりすると、適度な競争心が生まれ、勉強のモチベーションにつながります。ただし、比べすぎて焦ったり落ち込んだりしないよう、自分のペースを大切にすることも忘れずに。

4. ご褒美を設定する

「模試で○○点を取れたら好きな映画を見る」「1週間計画通りに勉強できたらスイーツを食べる」といったご褒美を設定するのも、モチベーション維持に効果的です。ご褒美があることで、勉強に対する前向きな気持ちを持ちやすくなります。

また、小さな目標ごとにご褒美を設定すると、日々の努力を継続しやすくなります。ただし、過度に甘やかさないように注意しましょう。

5. 勉強環境を整える

勉強に集中しやすい環境を作ることも、モチベーション維持につながります。スマホを遠ざける、机の上を整理する、静かな場所で勉強するなど、環境を整えることで自然と勉強に向かいやすくなります。

また、塾の自習室を活用するのもおすすめです。自習室では周りの人も集中しているため、「自分もやらなきゃ」と思いやすくなります。自宅では集中できない人は、積極的に利用してみましょう。

6. 休息も大切にする

モチベーションを維持するには、適度に休むことも重要です。ずっと勉強し続けると疲れてしまい、やる気がなくなってしまいます。適度な息抜きを取り入れながら、無理なく勉強を続けることが大切です。

特に、睡眠不足は集中力の低下を招くため、しっかりと寝ることを意識しましょう。短時間でも質の良い睡眠をとることで、翌日の勉強の効率が大きく変わります。

まとめ

受験勉強は長い道のりですが、モチベーションを維持する工夫をすることで、より効率的に取り組めます。

  • 目標を明確にする
  • 勉強を習慣化する
  • 勉強仲間と励まし合う
  • ご褒美を設定する
  • 勉強環境を整える
  • 適度に休息をとる

自分に合った方法を見つけ、継続して取り組むことが大切です。医学部合格という大きな目標に向かって、一歩ずつ前進していきましょう!